「座学で学ぶ和裁」に込めた想い【前編】

なぜ私は着物を縫っているのか?

 

着物を縫って、私は何を得ているのか?

 

私の願いは何か?

さかのぼること、15年前。

 

大学3年生までを修了し、

1年間の休学を申請。

カナダへ半年間の語学留学へ行きました。

 

そこで、目の当たりにしたのは、

 

日本のことを、私は何も知らない・・・

 

当時の総理大臣の名前すらフルネームで言えず、

出身都市の人口、面積、特産物、有名人、

観光地、歴史、

 

何一つまともに説明できませんでした。

 

 

英語が分からなくて説明できない、のではなく、

その出身地に関する情報を私は持っていなかったんです。

 

つまり、興味がなかった。

 

語学留学をしたにも関わらず、

その先の、留学を終えた後、どうしたいのか?

未来について、何も考えていなかったのです。

 

中学生の時から続けてきた英会話の集大成として、

もう英語を辞めたいなんて思いもあり、

この語学留学を「ゴール」にしていました。

 

でも、まったくの間違いでしたね。

 

帰国後、気づかされました。

 

「ゴールしたと言うことは、新たなスタートを切ったということ」なんだと・・・

 

当時の私は、

英語の映画も見たくない、

洋楽も聞きたくない、

一切の英語に触れたくない、

 

もうお腹いっぱいでした。

そこから始まりました。

 

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私は、どんな人生を送りたいのか?

 

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何歳で、どんなことをしたいのか?

 

1年後は? 2年後は?

 

5年後、10年後、

 

どんな未来にしたいのか?

 

 

 

 

自問自答を繰り返し、

出た答えは、2つでした。

 

 

・自宅で仕事ができること

・人生と賭けられる物を仕事にすること

 

 

それから、

この2つの絶対条件を満たす、

自分の好きなこと、好きになれることを探しました。

自己啓発本と何冊も読み、

やりたかったバレーボールのサークルを立ち上げました。

(ちなみに、当時の私はバレーボール未経験者でした。)

 

このサークルの立ち上げは、すごく勉強になりました。

 

・メンバー集め

・練習場所の確保

・コーチの確保

・大会出場への手続き

・ボール・ネット・ユニホームなどの準備

・メールなどでも出席管理、運営

 

週1回の練習、メンバーは12人、

定期的な大会にも出場。

 

メンバーに力を借りながら頑張っていましたが、

その頃の私には、

軌道に乗せるところまでは、行きませんでした。

(2005年ごろ立ち上げ、2012年ごろ活動休止になっています。)

 

 

それでも、とにかくやってみる、

その後、考える、修正する。

 

当時は、そんなスタンスでした。

 

留学を終えて、大学卒業までの1年半、

 

起業に関する本、

株式に関する本、

宅建業に関する本、

 

たくさんの本を読みました。

 

当時、漠然と、

「社長になりたり」なんて思いもありました(笑)

大学4年生が終わり、卒業式当日、

 

人生を変える、衝撃的な感動に出会いました。

 

 

着物です。

 

 

卒業式に着た袴姿に

「着物はなんて美しいんだ」

と、心の底から感動させられました。